けじめをつけた。 とても人様には 言えないような関係にけじめをつけた。 遠出をしたり、遠出をされたり。 大人ってのはずるくて、良心が痛んでも 大人だから、で片付けたりしてしまう。 思う事はいろいろあるけど 詳らかにしたいことでもない。 ただ僕が感じたのは 帰りの新幹線からの景色がひどく綺麗だったこと。
とてもとても寂しくなることがあった。 それはそれはとても寂しいことでどうしようもないくらいに。 新たな旅立ちを見送って ああ、本当にいってしまったんだなあという気持ち 明日起きればエサをくれと鳴いているんじゃないかと思うくらい。 高校からのお付き合いで 僕の楽しかった時期からふてくされていた時期 忙しかった時期、そして今を一緒に過ごしたんだよ 一時期は僕に懐いていてくれてたけど 晩年は全くで、母親にべったりだったね。 けど最後の夜に僕の部屋に来て にゃあにゃあと鳴いて 寄り添ってきて、お腹の上で寝てくれた。 本当に嬉しかったなあ。 あんなに水が体につくのを嫌う君が 風呂場まで付いてきたのはそれほど辛かったのかな わかってやれなくてごめんね。 その時になんとなく、なんとなくだけど気付いてしまっていたよ 君のために僕が膝から崩れ落ちて泣くなんて 君も驚いているだろうけど、僕自身驚いているよ うちに来た日のことを昨日のことのように覚えている 両手に収まるサイズの君がいつのまにか大きくなって 最期には僕の両腕で持ち上げないといけなくなってた 楽しい楽しい思い出をありがとう。 誰でもない僕のかわいいかわいいにぼし。 懐いてくれてなかったけどね笑 それでも かわいいかわいい僕のにぼし。
満たされてないね と最近言われることが多くなって来た。 長年コンプレックスであった職のことも克服できて 一丁前にお給金まで頂いて、生活できていて。 その上で僕はなんで満たされていないのか? そして、困ったことに自覚がある。 お金?恋人?地位?賢さ?センス?ルックス? 何があれば・いれば僕は満たされるんだろう。